平成のマルコポーロ 芦原伸の「シルクロード鉄道紀」 トップに戻る

旅のプロもやられた!ローマのスリにご用心

7/16(木)

 「全シルクロード街道」、ローマから奈良への取材の初日だった。東京からローマに入り、ヴァチカン、アッピア街道などの撮影を終え、翌日のナポリへの列車の指定席を購入し、充実した1日の終わりを迎えていた。ローマの玄関口の中央駅、テルミニに近い路上のことだった。人混みの中で、ポケットがふと気になった。瞬間のことである。気がつくと財布がない!まさか!と思った。駅前のJTBで支払ったばかりだった。300mも歩いていない。呆然として訳が分からなかった。いきなり理由もなく路上で刺された気分である。

 その夜、ローマ在住17年という通訳の村瀬仁美さんとカメラマンの堀さんと三人で食事をした。そこで「ローマでは最近スリが横行している」との話を聞いていた。世界的な不況のなかで、東欧や南米から出稼ぎの男たちが多く集まっている。中には置き引きやスリでやむなく暮らしている男たちもいるようだ。最近はペルー人の天才的、芸術的スリが話題になっており、まったく人に気付かせないという。村瀬さんも一瞬の間に時計とブレスレットを抜き取られた、という離れ業の被害者の一人だった。
 
 というわけで、旅の最初の報告から情ない話になってしまった。思い出せば、ローマでは大の男が首からポシェットを吊して、街を歩いている。少年兵のように肩から十字にバッグを下げている女性も多い。ポケットは一番狙われるとか!
 そこで、反省!20090716_rome.jpg
1、日本人は狙われていることを自覚すること!
2、駅構内、駅前は危険ゾーンだから要注意!
 3、持ち物は一つにまとめ、目から離さない!

 というわけで、さっそく「首吊し袋」を購入し、ローマ人に習ったのである。
「郷に入っては、郷に従え!(when in Rome, do as the Romans do!)」
これローマのコトワザじゃなかったかしらん?

コメントする

コメントを投稿するにはログインが必要です。
ハンドルネーム    パスワード

登録はまだですか? こちらから簡単に登録することができます。 >> 登録