オピニオン紹介

No.287  「震災から戦争へ」を繰り返すな

1923年の関東大震災から1945年の敗戦までの22年間、
日本はさらなる対外戦争に突き進んだ。
自身が天災で壊滅的な被害を被りながら、
他国を見下し、無謀な侵略戦争という人災で
国の内外に癒しがたい傷痕を残したのだ。
大震災の教訓は常に「汝、おごるなかれ」である。
今後、いつ首都圏を大地震や大津波が襲うか誰にも分からない。
今回、久米宏氏のように黙って二億円を寄付するような著名人は、
残念ながらこの国にはほとんどいない。
むしろ権力にしがみつくか、大衆を扇動して自身の欲望を追求するか、
ここぞとばかりのあげ足取りに奔走するかが大半である。
「歴史を忘れず、過ちを繰り返すな」。
これから22年後、再び廃墟に立つのか否かを、
今から我々は選び取って行かねばならないのだ。

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