サトコの白球番外地

2010年8月

いよいよ決勝戦

とうとう今日は決勝戦です。

ついこのあいだまで49校が死闘を繰り広げていたというのに、時がたつのは早いもんです。

さて、決勝出場校にだけ行われるのが「決勝前取材」。

これは、準決勝終了後、勝ったチームの宿舎に行って選手や監督から話を聞くものです。

私は東海大相模(神奈川)の宿舎に行ってきました。

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この日は、選手だけでなく、それぞれの監督さんを囲んで40分近く話を話を聞くことができます。

春の選抜優勝というプレッシャーを乗り越えて、決勝まで勝ち上がってきた興南(沖縄)の我喜屋監督と、就任1年目にして選抜優勝を果たしながら、夏の選手権大会には出場できず悲願の出場を果たした東海大相模の門馬監督。

それぞれに長いドラマがあって、お二人の話を聞くと、どちらにも優勝して欲しくなってしまう・・・。

とうとう8強が...

とうとう8強が出そろいました。

 

関東一(東東京)、成田(千葉)、興南(沖縄)、聖光学院(福島)、九州学院(熊本)、東海大相模(神奈川)、報徳学園(兵庫)、新潟明訓(新潟)。

 

これが明日には4強になっているなんて、恐ろしいスピードです。

 

さて、これまで、連日試合を見るなかでおもしろかったのはアルプススタンドのブラスバンドの応援です。

 

興南の応援がハイサイおじさんなのは理解できるのですが、延岡学園(宮崎)はなぜか攻守交代の時に「ゲ、ゲ、ゲゲのゲ~」アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマを演奏したいたり、報徳学園の八代くんが打席に立つときは映画「矢島美容室」のテーマだったり。

 

もっとも不思議だったのが、仙台育英(宮城)の「また君に恋してる」です。

 

誰のセレクトなんでしょうか。

1回戦も終わり・・・

甲子園もいよいよ折り返し地点。

 

取材する記者の数がどんどん増えているのが成田高校の中川諒くんです。

 

初戦であの強豪・智弁和歌山戦では14三振を奪い、13日の八戸工大戦でも10-2の大差で勝ちました。

 

スポーツ紙には、三振をとるたびマウンドで吠えるワイルドな写真が載っていますが、試合前に話を聞くと、いつもニコニコしている癒し系。

 

なにやら人気が出そうな気がします

野球は9回2アウトから

よく言われる言葉ですが、実際に目の当たりにすることはそう多くありません。

しかし、今日の第2試合、仙台育英×開星でまさにそのドラマのような展開がありました。

3−5で負けていた仙台育英が、9回表2アウトから逆転を果たしたのです!

この壮絶な試合で、8回裏からマウンドにあがったのが、仙台育英の背番号10田中一也くんでした。

実は田中くんは夏の宮城県大会で熱中症に倒れ、その日から今日まで登板することはありませんでした。

9回表に逆転しない限り、1回だけの登板で終わってしまう・・。

田中くんは「もう1回なげさせてくれ」とベンチのなかでチームメートに言って回ったそうです。

その願いが通じたのか、仙台育英は9回表2アウトからヒットや死球で満塁にすると、センターへのフライを開星の子が落球、逆転を果たします。

田中君は9回裏も投げられることに。

しかし、開星も逆転サヨナラがかかった攻撃。なかなかたやすく3アウトをとらせてくれません。

でも、なぜかマウンドの田中君は笑顔でした。

試合終了後の取材で、笑顔の意味が分かりました。

「楽しくて、楽しくて」

田中君は、あのピンチでも試合が楽しかったというのです。

佐々木監督は「リードを許して暗くなってたチームの雰囲気をガラっと変えたくて田中を投入した」

と言っていましたが、まさにその読みがあたったようです。

野球の神様は楽しそうな子の味方をするのでしょうか。

大会3日目は、雨。

大会3日目は途中、激しい雨が何度も降り出し、グラウンドに雨よけのシートが

出されました。

 

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そんなお天気のように試合にも波乱が......。

選抜大会でも8強に入り、優勝候補の一角と目されていた北照(南北海道)が、なんと1回戦で負けてしまったのです。

エースで4番の又野知弥くんは、187cmの長身と力強い打撃力でプロも注目の逸材です。

しかし、われわれ記者の取材への対応はというと、取材があまり得意ではないのか、なかなかぶっきらぼうな受け答えだったようで、試合前に又野くんに取材をした甲子園取材18年目の先輩記者が、
「ダルビッシュ(現・日本ハム)以来の怖さやった......」
と肩を落としていました。

いったい、どんな子なんだ!

甲子園取材2年目の素人の私が変な質問とかしたら怒られるかもな......。
ドキドキしながら、試合終了後の取材に向かったのですが、結果はというと、

――試合を振り返ってどう?
そうっすね。まあ、相手の方が上だったってこともあるんでしょうけど、そこを抑えられなかったのはダメっす。

そう言うと涙をこらえるためか、上を何度も仰ぎ見ていました。

しかも、とても仲間思いな一面も発見。

その話は甲子園後に発売される「甲子園Heroes」に書きましたので、ぜひ読んでみてくださいませ。

甲子園2日目


甲子園が始まって初めての日曜日は青空が広がってまさに観戦日和。

100809img.jpgその日曜日の第4試合、関東一(東東京)と佐野日大(栃木)は、

9回表に関東一の3番伊藤くん、4番宮下くんの2打席連続ホームランが飛び出す

迫力ある試合でした。

その試合で、あわやヒットという当たりを2回もダイビングキャッチし、

盗塁も決め、さらに3安打と、

まさに、走攻守に大活躍したのが関東一の右翼手・渋沢麻衣弥くんです。

そのプレーも素晴らしかったのですが、私が気になったのはその名前。

「まいや」なんて珍しい。試合後の囲み取材で、どんな意味があるのか本人に聞いてみると、

なんと、

「お父さんがお酒が好きで、マイヤーズラムというお酒からとったんです」とのこと。

え!!

さらに、妹の名前は「麻玲衣(まれい)」で、同じくお父さんの好きな

ボブ・マーリーにちなんでつけられたそうです。

なんてファンキーなお父さんなんでしょうか。

ちなみに、麻衣弥くんは高校2年の夏、原宿を歩いていたら

芸能界にスカウトされたことがあるそうです。

もしかしたら、何年後かには・・・・。

甲子園のもうひとつの楽しみといえば...

甲子園のもうひとつの楽しみといえば、球場グルメ。

そのなかでも、球場開設当初からの人気メニューという甲子園カレーはまず、食べたいメニューです。
(作るところを見るとただのレトルトなんですが、たくさん汗をかいたあとはこの濃い味がたまらないのです)

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というわけで私も初日に購入しました。

これで、青空の下、バックネット裏で野球を観戦しながらランチ!

だったりしたら、幸せなのですが...。

やはり、甲子園近くの臨時編集部で、パソコンを睨みながら、という結果になりました。

でも、おいしかった!

今年もやってきました!

今年もやってきました!

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編集部のサトコです。

昨年、週刊朝日が甲子園選手権大会後に発売している

「甲子園Heroes」の取材で甲子園を訪れて以来

すっかり高校野球の魅力にとりつかれてしまった私。

今年も、編集長に懇願、哀願、嘆願して「甲子園Heroes」の担当にしてもらいました。

明日はいよいよ開会式。

ブログでも熱い甲子園の模様をお伝えします!

 

そして、8月4日に甲子園観戦の必須アイテム

「甲子園2010」が発売になりました。

ぜひこちらも読んでみて下さい〜

 

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