雄星の原点。
それは、やはり高校時代にある。花巻東高校の卒業式では、記者会見でこんな言葉を残している。
--卒業した今の率直な感想を聞かせてください。
「最高の指導者と、最高の仲間、先生方も含めてかけがえのない人と出会って、一生忘れることのできない3年間だったと思います」
--改めて、野球部のメンバーはどんな仲間でしたか?
「一生巡り合うことがないような、それぐらい信頼関係で結ばれた最高の仲間だったと思います。辛いことも一緒に乗り越えてきて、楽しいことも一緒に過ごしてきて、こんなに最高の3年間は二度とないと思います」
--やり残した3年間? やり尽くした3年間?
「もう、やり尽くしましたね。すべてを出し尽くしました。ケガをして壁にぶち当たったときもありましたけど、それも周りのみんなの支えがあって乗り越えることができました。改めて感謝の気持ちでいっぱいですし、周りの方の存在や裏方に回ってくれた3年生の大きさはすごく感じます」
--監督や部長からはどんな話がありましたか?
「これから壁にぶつかることもあるだろうし、挫けそうな時や結果が出ない時もたくさんあると思うけど、そこで負けるなというか、花巻東で学んだ諦めない姿を思い出してやってほしいと言われました。壁は乗り越えられる者にしか与えられない。お前なら必ず乗り越えられるから、その壁から逃げずに一歩ずつ階段を上がっていけばいいとも言われました」
--高校3年間で学んだ最大のものとは?
「夢と目標。その取り組み。それに尽きると思います」
--最後に岩手のみなさんに一言。
「今日、花巻東高校としての高校生活は終わったので、これからは一人のプロ野球選手、一人の男、菊池雄星として活躍して、是非、岩手のみなさんと一緒に野球で盛り上がれるように頑張っていきたいと思います。花巻東高校で学んだ諦めない姿勢や人間としてどうあるべきかを卒業してプロに入っても、何年経っても心の中に留めてやっていきたいと思います」





















