第64回 当たる競馬予想ならコレ!!
・第142回天皇賞(秋)→3連複的中!
・第48回アルゼンチン共和国杯→馬連的中!
・第35回エリザベス女王杯→3連複的中!
・第27回マイルチャンピオンシップ→ハズレ
・第30回ジャパンカップ→馬連的中!
最近1カ月の「スゴ馬」の予想結果だ。プロの競馬評論家たちがしのぎを削るスポーツ紙の予想にも引けをとらない堂々の予想結果といっていいだろう。
「スゴ馬」はブログに書かれた競馬予想を独自の解析方法で算出し、毎週〝スゴ馬ブログ予想〟として発表しているサイトである。サイトを運営しているのは株式会社きざしカンパニーというユニークな社名の会社であり、競馬の予想に威力を発揮しているのは同社が開発したkizasiサーチエンジンである。総勢約1000万人のブロガーが書いた2億強の投稿記事の中から毎日約25万の投稿記事を自動的に収集し、そこに記されているすべての言葉を約10分ごとに時系列で解析することができるシステム、それがkizasiサーチエンジンだ。
「ブログの登場によって発信されるようになった生活者の情報を効率的に収集、解析することを目的に開発したのがkizasiサーチエンジンです。開発した当初は解析結果を何に使えるかもわからなかったのですが、24時間ごとにホットなワードを抽出してみたところ、週末になるとカタカナのワードでダァ~と埋め尽くされることに気がついた。何だろうと思ったら競走馬の名前だった(笑)。自分のブログで競馬の予想をしている人がものすごくたくさんいるということがわかった。これは何かコンテンツになりそうだとピンときた」(稲垣陽一きざしカンパニー専務)
競馬の予想をしているブログを何万、何十万と集めて予想結果を集計しただけでは、単なるオッズと変わりがない。そこで同社は一工夫凝らした。
「競馬の予想をしている数十万人のブロガー一人一人の過去の戦績を解析してそれぞれ的中率を導き出し、的中率のいいトップ300人を選び、その人たちの予想を集計したものをスゴ馬ブログ予想として発表することにしたのです。この一連の作業をkizasiサーチエンジンがすべて自動的に処理しているのです」(稲垣専務)
このような工夫を凝らしたスゴ馬ブログ予想がよく当たるのは、統計学的に見ても当然といっていいのだろう。
「人気のあるGⅠレースのように競馬ファンが一斉に書き込みをすればするほど的中率は高くなります。逆にマイナーなGⅡレースやGⅢレースだと書き込みが少ないので的中率が下がる。またトップ300人の集合知になりますので、大穴はなかなか当たらない。ただ、倍率50倍、60倍くらいまでの中穴の的中率はかなり高い。本命ガチガチの鉄板レースは間違いなく取れます。スゴ馬ブログ予想どおりに賭けていれば、年間を通して少なくともトントン以上の成果を上げることができます」(藤森和彦メディアプロデューサー)
「スゴ馬」はkizasiサーチエンジンの機能の一部を具現化したものにすぎない。その機能を活用すれば日々投稿される膨大な量のブログから世の中の様々な兆しを読みとることができる。たとえばファッションに関する書き込みを収集・解析して、次のシーズンの流行を予想するとか。アイデアしだいで面白いコンテンツが次々に生まれてきそうだ。
「スゴ馬」のトップページ(http://kizasi.jp/topic/sugouma/)
ジャパンカップの予想結果 (http://kizasi.jp/topic/sugouma/20101128)
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たきた・せいいちろう 1955年生まれ。ノンフィクション作家/ブログ評論家。
著書に『65歳定年時代に伸びる会社』『ビッグコミック創刊物語』
『長靴を履いた開高健』など。
ブログ「わたし、ブログ評論家です。」http://ameblo.jp/blog-hyoron
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