本誌人気コラムが「談」に登場!ブログ時評、Asablo(アサブロ)。評論家・滝田誠一郎が話題のブログ&ツイッターを総まくり トップに戻る

第63回 ツイッターを使うなら勝間式で!(後編)

 経済評論家・勝間和代さんはツイッター普及の立役者の一人だ。ツイッターに精通した勝間さんと、ツイッターのことは何も知らない歌手・広瀬香美さんとの掛け合い漫才風のツイート合戦が昨年夏以降ツイッター上で人気になり、ネットの話題になり、多くのマスコミで取り上げられ、ツイッター人気の起爆剤になった。ところが2人がツイッターをはじめた時期に着目すると面白いことに気がつく。広瀬さんがツイッターをはじめたのは09年7月19日。勝間さんが本格的にツイッターをはじめたのは7月17日。わずか2日しか違わないのだ。

「ツイッターのアカウントを取得したのは昨年2月頃。ツイッターの仕組みとかやり方とかを何も調べずにとりあえずつぶやいてみたのですが、シ~ンとしたままで何の反応もない。これは何じゃらほいと。そのまま放置してました」

 その勝間さんがツイッターに目覚めるのが7月のこと。仕事で訪れたアメリカでの見聞がきっかけだった。「アメリカへ行ったらツイッターがすごく流行っているとみんないうわけです。オバマが大統領選の時に使ったとか、有名なスポーツ選手が休憩時間につぶやいているとか。なるほどそういう使い方をするものなのかということがわかったので、本気でやってみようと思ったんです」

 興味を持ったことは集中して徹底的に探求するのが勝間流。持ち前のITリテラシーの高さもあって、アッという間にツイッターの様々な機能を使いこなすようになる。以来、情報の発信・収集ツールとして、勝間さんはツイッターを精力的に活用している。11月22日現在で1万7460ツイート、フォローしている人数2万3207人、フォローされている人数43万9239人という数字がそれを物語っている。昨年7月から今年11月までの間に1万7460回ツイートしたということは、1日平均35回ツイートした計算になる。「私にしてみれば、これくらいは普通」と勝間さんはいうが、かなりのツイート魔だ。44万人弱のフォロワー(登録読者)というのもすごい数字だが、勝間さんの人気を考えれば、これは納得できる。驚くのは勝間さん自身が2万人を超す多くの人をフォローしていることだ。

「フォローしている人が2万人いると、10%がオンラインだとしても常に2000人の声をサッと俯瞰することができます。世の中の出来事や動向を知ることができる。フォローしている人が2000人だとそうはいかないし、逆に10万人に増やしても大差がないと思うので2万人くらいかな、と」

 勝間さんは最近Facebookに凝っている。例によって集中して徹底的に探求中だ。その勝間さんにブログ、ツイッター、SNS(Facebookなど)の中でお薦めのネット・コミュニケーション・ツールはどれか聞いてみた。「IT談議はとかくT(テクノロジー)のほうに偏りがちですが、大事なのはTよりもI(インフォメーション)。本人がどういう情報の発信、受信をしたいのかを考えて、一番効率的でコストのかからないプラットホームを選べばいいんです。これからはじめるのであれば、友人や好きな有名人が使っているツールを選ぶのがいいですね。それが一番面白いですから」

勝間さんのツイッターのトップページ

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たきた・せいいちろう 1955年生まれ。ノンフィクション作家/ブログ評論家。
著書に『65歳定年時代に伸びる会社』『ビッグコミック創刊物語』
『長靴を履いた開高健』など。
ブログ「わたし、ブログ評論家です。」http://ameblo.jp/blog-hyoron
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